ここでは、マウスピース矯正についてくわしく紹介しています。マウスピース矯正の概要やメリット・デメリット、マウスピースの主な種類、治療期間などについて情報をまとめているので、興味のある人はぜひチェックしてみてくださいね。
ページ最後には、丸の内周辺でマウスピース矯正に対応している歯科クリニックも一覧掲載しています!
マウスピース矯正とは、自分の歯型に合わせて作製したマウスピースを使って、歯並びを矯正する治療法です。
マウスピース矯正の良いところは、目立ちにくく、痛みや違和感も少なく、さらに食事や歯磨きの際に自分で取り外せるという点。
ただ、長時間(1日20時間以上)マウスピースを装着する必要があり、また、難易度の高い症状には適応しないというデメリットなどもあります。
マウスピースシステムにはいくつかの種類があります。以下に、主な種類を挙げてみました。
Willis Pumphrey(アライナー歯科医師)とPaul Dinh(歯科技工士)によって2006年に開発。その後改善され、インビザラインに続きアメリカでシェアNo.2となったマウスピース矯正装置です。
インビザラインと同様に口腔内スキャナーからデータを取り、アライナーを作製。1日22時間装着して矯正を行います。
アタッチメントや専用の治療計画ソフトもあり、スキャナーは3shape社の「TRIOS3」がメイン。ただSTLと呼ばれる立体画像データの保存形式に対応できるスキャナーならすべて使用可能です(※インビザラインは自社のスキャナー「iTero」のみ)。
クリアコレクトのアライナーは、歯茎に2mm程度かかるくらいカバーしており、インビザラインに比べてやや大きめ。しかしその分維持力がアップするため、歯に装着するアタッチメントの量を減らせるという報告があります。
世界100ヶ国以上・520万人以上が使っており、マウスピース矯正の中では断トツの世界シェアを誇ります。そのため症例数が豊富で、また、「デジタルスキャナーにより歯型を採取→3Dシミュレーションで治療計画を事前確認」など、他にはない治療システムも特徴です。
ただ、インビザラインから提出される治療計画だけでは不十分な面もあるのが現状。そのため治療経験の少ない歯科医師が担当した場合、その不十分さに気付くことができない可能性もあるというデメリットも持ち合わせています。
ちなみに、インビザラインなら乳歯と永久歯が混在している10代の患者さんでも治療可能です。
オリジナルのシステムである「Aso Aligner® Program(治療前後の画像を重ね合わせることにより歯の移動を確認可能)」「3step‐in‐1 Aligner(1つの歯型模型から3ステップ分のマウスピースが作製可能)」を使い、高精度な治療を実現します。
ただ、毎月のように歯型を採取する必要があるほか、歯の移動量が多いケースなどへの対応は難しいのが現状。
しかし最近は「iTero」などの3Dスキャナを使った「Aso Aligner DIGITAL®(1度スキャンした歯列データをもとに、1度に5ステップ分のマウスピースを作製可能)」が導入され、必要な来院回数が減ったほか、マウスピース自体の納期も短縮されています。
以下に、マウスピース矯正の主なメリット・デメリットをまとめてみました。
・マウスピースの制作期間:3~4週間前後
・矯正自体にかかる期間:6ヶ月~1年半前後
・マウスピースの制作期間:1ヶ月前後~
・矯正自体にかかる期間:1~2年前後
・マウスピースの制作期間:国内生産で10日前後
・矯正自体にかかる期間:数ヶ月~2年前後
引用元:丸の内永楽ビル歯科クリニック公式HP
(https://www.smiline.biz/)
費用 | 35~40万円 ※平均相場40万円前後 |
---|---|
治療方法 | クリアコレクト |
電話番号 | 03‐6273‐4020 |
引用元:丸の内デンタルオフィス公式HP
(http://www.marunouchi-dental.com/)
費用 | 79万9,200円 ※平均相場80~100万円前後 |
---|---|
治療方法 | インビザライン |
電話番号 | 03‐5220‐5501 |
引用元:クリア歯科東京院公式HP
(https://www.yusinkai-tokyo.jp/)
費用 | 62万4,000円~ ※平均相場80万円前後 |
---|---|
治療方法 | アソアライナー |
電話番号 | 03‐3271‐5900 |
※上記の数字は1年間治療を行った場合の費用目安。1回の型取りで5万2,000円。通常は約1ケ月ごとに型取りし、平均治療期間は1~2年間。